〜 視点を変えればいつだって新しい日々(02) 〜



2010年1月下旬
 

「突然、北海道。」



こんな時代に北海道へ部旅行するウチの部。

ウチが昔ながらの会社とはいえ、奇特なもんで。

それがまた楽しくて。


金曜18:30羽田発

着いてスグにジンギスカンをたらふく喰らい、

にもかかわらず、海鮮の美味い居酒屋にハシゴし、

そのまま寝りゃいいものを、シメにラーメン。

ぶっ倒れるように寝て、朝イチからルスツへ向かう。


7年ぶりのスノボ。

思い出すのにかなり苦戦はしたものの、

最後にはほぼほぼカラダが思い出した感じで。

あのころ揃えた道具一式も、変わらず使えるもんだと。

ちょっと癖になりそうな爽快感。


ただ、慌ただしく風呂に入ってそのまま空港へ。

海鮮丼を食してジャガポックルを買い込んで。

29時間の弾丸トラベラー。



その北海道の何に一番感動したかって「ジンギスカンの旨さ」

一時期ハマって、東京で何軒か旨い店を周ってたけど、

正直別物でびつくりなわけで。

ほとんどレアで食べれて、クセなんか何もなくて、

あっさりとしてるのに旨みがあってとろけるようで。


久々に食べ物で心から感動。

もし北海道に行く際にはぜひ。

http://r.tabelog.com/hokkaido/A0101/A010104/1001694/

店の雰囲気も、おっちゃんとおばちゃんの笑顔も最高。

しかも安い。


そう、安いといえば、

「往復航空券+宿泊+スキー場への往復バス+リフトパス=¥22,000」

そんな時代なのです。

しかも、スキー離れが激しいせいか、スキー場がガラガラで滑り放題。

今だからこそスキー場。

意外とおススメ。


2010年1月中旬
 

「旅ラン」


という言葉があるらしい。

旅に出て、そこでその風景とともにランニングをして帰ってくること。

ということで、日帰り旅ランin九十九里浜。



突然朝日が見たくなったので朝5時に起きてウチを出る。

実家で作って冷凍してた中華ちまきおにぎりをレンジでチンして。

ほおばりながら深夜の首都高を走ること1時間。

残念ながら雲が多くて朝日は見れんかったものの。

今年初の九十九里浜。


いつもの天然温泉スーパー銭湯にクルマを置いて、

クルマでひと眠りしてから走りだす。


さすがに砂浜は脚を取られて走りにくくて、

途中からは海岸沿いのサイクリングロードを走って。

おばあちゃんから「がんばれぇ〜」って、応援されたり。


誰も走ってなんかない、

誰も通ってすらないような田舎道を走る。


海沿いの道を2時間半かけて往復21キロ。


ぼたぼたと流れる汗がひかないうちに、

すぐにゆ〜っくりと温泉に入り、

鮪丼と鰯の天麩羅を喰らい、

全身マッサージを受け、

仮眠室でひと眠りして、

塩サウナでもうひと汗流し、

露天風呂に入って落ち着かせ、

瓶牛乳をグイっと飲めば・・・んんんっ最高っ!


なんか、こう・・・独りでの楽しみ方を確立してしまったよな。

当分こんなでいいやと思えてしまうよな。

行きついた感と、幸福感。


帰りにたまたま売ってた露店のミカンがまた美味くて。

きっちり酸味があるうえでの甘さは、

ただ甘いよりも力強くて爽やかで美味くて。


・・・ソウイウモノニ ワタシハナリタイ。



2010年1月上旬
 

「酔った翌日に、ほっとする場所」


結婚式でぐでんぐでんになって。

そのまま2時まで13時間くらい呑み続けて。


同級生であり、

社会人同期でもある奴らと話し続けて、

何が悩みなのかもわからんかった状態から、

見事に自分の立ち位置を再発見することが出来て。


クルマと一緒で、自分にはナビがない。

ひたすら走り続けてると、自然と曲がってる道もあったりして。

気がつけばどこにおるかもよく分からんくなってて。


「お前は今こういう場所におって、こういうところに、こうやって行きたいんやろ。」


って。

話してるうちに整理されてって。


ナビがある場所さえ分かってれば、

またナビなしでもがむしゃらに走れたりする。


で、呑んだ翌日は、いつものように名古屋西区の、

出し巻き卵と、牡蠣天麩羅と十割そばとがめちゃくちゃ美味い蕎麦処へ。

美味い蕎麦屋は蕎麦湯が美味い。

とろっと美味い。


  古民家を移設した落ち着いた店内。


蕎麦湯に身をまかせながら、

昨夜話したくった内容を反芻する。


勢いで話してた内容が、

じんわりとしみ込んできたりする。

 



2010年1月中旬
 

「和装も実にいいもんだ。」


連続結婚式第1弾、岐阜。

大学のときの同級生(男)と、大学院のときの研究室仲間(女)が結婚。

両者を良く知る自分としては、

おそらくめちゃくちゃ楽しかったんやと。


シャンパン、ビール、熱燗とあっという間に酒が空いてったころ。

飲むわ、
笑うわ、騒ぐわ・・・

で、なんとか1次会をどんちゃん騒ぎくらいで終えて。



2次会に突入したころには、

また飲むわ、笑うわ、騒ぐわ、叫ぶわ、歌いだすわ・・・


完全に学級崩壊。


前回フットサルメンバーの結婚式で、

ホテルの会場でビールかけして大騒ぎやったのに・・・成長しない男。


結局最後は、新婦まで胴上げして意気揚々と引き上げる面々。


・・・30歳です。


腹が痛くなるほど笑って。

涙がでるほど笑い狂って。


アポなしでやった友人コメント
で、

新郎新婦の諸々を赤裸々に暴露しまくった挙句、


「僕の分まで幸せになってくださいっ!」


・・・やっぱり酔っ払いだ。



2010年1月上旬
 

” 遜 志 時 敏 ”

(こころざしをゆずり ときにびんなり)



学問を修めて遜り(へりくだり)、

常に修養に努力する。




【書經・説命下】

惟學遜志 務時敏 厥修乃來


大阪での最後に書きあげたもの。


「大切なのは、決して驕らず、常に努力し続けるってこと」


今やるべきことを、愚直にしっかりと。


見えもしない上を向いて歩けば足元がすくわれる。


見えたら走れる。

見えなかったら歩いて探す。

とりあえず見えてるものから頑張る。


・・・結局そういうことかと



松方弘子(働きマン)くらい堂々巡ってるけど・・・そういうことかと。



2010年1月上旬

大阪のローカル広告は、

やっぱりおかしい(車両中吊)

   
 
んなとこから飛んでくるか。
     
 
スーツ

オープンカー

首無しマネキン・・・
   
   
・・・もうこんなんイヤやぁぁ〜

 



2010年1月2日
   


実家に土産に持って帰った「とめはねっ!」の影響もあり、

自由に筆を動かしてみる。

これがまた下手でも楽しい。



大好きな宮沢賢治の「雨にも負けず」が書きたくなって。


”イツモシズカニ笑ッテイル”


とても素晴らしいが、とても難しいこと。


そうやって笑って過ごした年月と、そうでない年月と。

顔にそれまで過ごした月日が刻まれる。

その違いがよく分かる年齢になってきてたりする。


「いつまでも変わらないね」 

は、褒め言葉か、それとも・・・。


ま、あるがままに。



ソウイウモノニ ワタシハナリタイ。



2010年1月1日
 

” 行 雲 流 水 ”

(こううんりゅうすい)



ゆく雲、流れる水。

自然の流れに身をまかせること。


感興のおもむくままに。


【宋史・蘇軾伝】



「あけましておめでとうございます。」


実家というものは実にのんびりとすごせるもんで。

あまりにも持て余した時間で、

”書き初め”

なるものを15年ぶりに。

母親が習字の師範ってこともあって設備はある。

自分で字を選び、手本を書いてもらい、書き続けること数時間・・・

なかなかの”書き初め”ではないかと。

勢いに任せて篆刻まで自作。



頑張る・・・が、悩み過ぎず。

走り続ける・・・が、楽しんで。

止まざるをえないときには、止まるのだから。

行けるときには、行ける所まで。

ただ水のように、雲のように。


2010年の抱負は”自然体”


本年もよろしくお願いします。


   

 



 

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