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徒然なるままに(82)

〜 弥生・卯月 〜 二千九年


4月下旬 某平日  

「シマシマ 著:山崎紗也夏」

モーニング連載中。

ほのぼのとした草食系な感じの中で肉食な部分が見え隠れする。
そんな添寝屋をとりまくストーリー。

モーニングしか読まない某先輩と話をしてる時、

「今日、どっかでシオタニくんっぽいなぁと思うことがあって・・・」

「まさかリンダ(シマシマの登場人物)ですか!?」

「あぁっ!そうっ!あんだけ忠告されながら我慢しきれず、
  相手のことよりも自分の我を押し付けてしまうとことかっ!」


・・・えぇ、そうですとも。

そういうところがありますとも(爆)

自分でも読んだ瞬間に「俺っぽい・・(涙」って思ったくらいっすもん。

悲しいくらいに俺ですよね。

・・・いい加減オトナになりたい。


4月下旬 某平日  

某有名グループのK氏が全裸で捕まった翌日、

朝から他局の先輩からの電話。

「あれ?捕まった?」

「意味が分かりません。」

「いや、ニュースに出てるのが妙にしおちゃんに見えて。」

「・・・どう見ても似てないっしょ。」

「いや〜、どことなくな雰囲気と、やりかねん感じが・・・」




・・・下は脱ぎませんって。



ってな話を後日冗談っぽく友人に話してたら、

「俺もニュース見てシオタニを思い出した」


って。

しかも話した二人とも。


どんだけやねん。


4月上旬 某平日  

人生の”2周目”という概念。

山を一緒に登ってるときにTと話してたときに出てきた言葉で。

最近、周りで結婚とか子供が出来たとかが多くて。

「子供ができるとそいつはアガリやなぁ・・・って思う。」 と。


一旦、人生ゲームのゴールを踏むようなもんで。


これまで自分がこの世に生を受けてから、

なんやかんやで一生懸命走ってきて。

でも、子供ができるってことは、

その”なんやかんや”をゼロから始める新しい命のそばで、

同じような時間を、今度は伴走することになるんやと。

・・・それがまさに人生の2周目。


1周目で得るもの、頑張れるものはある程度見えてきて。

そろそろ周りはみんな2周目に入るんやと。

1周目の人間には決して得られへん、

絶対に2周目でしか得られへんもんがあるんやろうなと思う。


結婚に意味があるかどうかはわからんけど、

いつまでも1周目を走ってるだけにそんなに意味がないかもとも思う。


自分の人生が3周目に入る・・・

”孫ができる”ってことをそう考えたら、

そりゃ幸せやろと。


1周目の終わりがみえたのかっていうと・・・

ま、イメトレだけは。


3月下旬 某休日  

三十路が近くなった今日この頃。

いろいろと整理をする時期に来てたりします。


仕事とも私生活とも冷静に向き合えるようになって。

どっかしらあっちゃこっちゃ発散してたもんが、妙に穏やかで。

ふと思い返すと、何であんなにバタバタと生きていたのかと。

そんな不思議なあったかいもやっとした感覚を持つくらいに。

もちろん、いろんなものへの興味がなくなったわけではないけど。


PCが壊れて過去の全データが壊れたと共に、

ホンマに大事にしなあかんもん・・・

形として残しとかなあかんもんは何なんかって、

なんとなく思うようになって。


これまでのように、これまで聞いてた曲が響かんくなって、

そういうもんに拠り所を求める意識がなくなるというか。

これを機会に、今まで一度も売ったことのないCDと本を、

ほとんどブックオフに売り払うことを決心。

着んくなった服も、なにもかも捨ててしもて。

今の生活に必要ないものは一度整理しよかと。

昔彼女と半同棲してたときに必要だった箪笥とかも・・・。


ここから先に進むために必要なものだけに絞って。

これ以上、抱え続けてるとズルズルと錘になってしまいそうで。

モノだらけの部屋も、アタマの中もシンプルさせたくて。


変わることは悪いこっちゃなくて。

ある程度進めば、ある程度変わることもあって。

ある程度変われば、その時点で必要ないもんがあって。


過去を否定したいとかじゃなくて。

でも先にも進まなあかんくて。


・・・ということで、この日記のページも、

30歳の誕生日をもって閉鎖することにしました。


昔、自分をしっかりとフってくれた女性に、

「mixiかHPか、どっちかは続けたほうが良いと思うよ。」

と言うてくれた子がいて。

そんときにその言葉を口にしたその子は、

ホンマにアタマの良い子で。

どこまで分かってたかはわからんけど、

確かにそのときの自分にはそのどちらかは必要やったと、

今なら少しわかる気もしてて。


でも、こういうんは20代で一旦終わりにしようと。

休み休みやけど8年続いた日記を閉鎖する決心をしました。


HP自体は維持しよかと思ってます。

写真ページを充実させていきます。

”いたずらひまわり”は今年も実行予定なので、特別編で。

ということで、引き続きご愛顧を お願いいたします。


3月下旬 某平日  

引き続き連載漫画話。

「イエスタディをうたって」

ビジネスジャンプ連載。
連載開始が平成10年・・・
そろそろ10年をこえようかというのに、
まだ単行本は第6巻という、異常にのんびりした作品。
「日常とは、そんなに何かが起こるものではない。」
そんな、何も起こらないのに目を引く作品。

「もやしもん」

イブニング連載中。
菌が見える農大生の話。
ゆる〜いお話はさておき、女性の描き方が最高。
この脚の曲線は男には堪らんのですわ。

「岳」

ビッグコミック連載中。
山岳救助ボランティアの主人公。
山が教えてくれるもの、人が生きるということ。
読むたびに山に惹かれてきます。


3月下旬 某平日  

学生の頃からに比べ、
ヤンサンやオールマン、月ジャンが廃刊になったり、
読んでたものが終わったりしても新しく読み始めたいものも減ってたり。
目を通す冊数の減少とともに、1冊につき平均7割くらい読んでたのが
2〜3割に減ってはきてるけど、それでも相変わらず週に10冊以上の
マンガ雑誌にちゃんと目を通してて。

そんな最近のお気に入り。


「エンゼルバンク」

モーニング連載中。
ドラゴン桜の女性教師が転職してからの日々。
毎週ひとつはすんごく勉強になる。
ビジネス本の漫画版ってとこかもしれんけど、
めちゃめちゃ分かりやすくて、ためになる。
残業中に読むと良いカンフル剤効果も。


「ジャイアントキリング」

モーニング連載中。
現在連載中のすべての中でこれが最も秀逸。
サッカーのJリーグの監督を主人公に、弱小クラブが戦う物語。
ストーリー、構成、人間描写・・・全て◎。


「モテキ」

イヴニング連載中。
3・3・7ビョーシ!!、トッキュー!!の作者。
どストレートに男がモテない理由をズバリ。
あぁ、こういうトコあるなぁ・・・とグサリ。
耳をふさぎたくなるようなことは多い。
自分のことは分かりにくくても、
こうも 客観的に描かれるとわかりやすいもので。
ドラマ化しやすそうではあるがもちろん深夜のみ。


3月中旬 某休日  

何かが急激に繋がり始めていて。

若干”覚醒”じみた・・・

大袈裟に言えばそういうような。


施工後の空間イメージが明確に浮かんだり、

企画書の構成が積み木みたいに組み上げられたり、

アイディアが樹形図をすり抜けるように目標まで到達したり・・・


視野の広さと視点の高さと思考の深さと組み合わせと。


全ては繋がって。


そのほんのきっかけが指先に触れたような。

その精度とクオリティをトコトンまで上げたいと思うのです。


だらだらせず酒は極限まで減らしてみてます。

早く寝れるときは可能な限り早く寝ます。

毎日たっぷりのお茶か水を飲みます。

野菜が多めの自炊を増やしてます。

朝食だってできるだけ食べてます。

筋トレとストレッチを欠かさず、

フットサルに打ち込み、

とにかくよく本を読み、

掃除はこまめに・・・。


全ては繋がってて。


それも含めて上がっていく仕事の質を体感。

拡散してたパワーの収束。

やっと少しだけ分かり始めたような。

これをもっとぉっ・・・って。


3月中旬 某平日  

気がつけば春。

いつの間にかコートに慣れてて、

コートを着ないで外に出るとなんかスースーして。

じきに慣れるんやろけど

心もとなくもあり、軽やかでもあり。


春・・


花粉症を2年連続押さえ込めてることに自分で驚いてる。

くしゃみも鼻水も、もちろんアタマぼ〜・・・もなくて。

小学校5年生から苦しめられ続けてきたこいつの抑え方。

<花粉を吸わない>
・マスク:外出時常時
・花粉鼻でブロック:常時
・加湿器:常時
・空気清浄機:常時

<体質改善>
・DHCムズムズ(甜茶・バラ・シソ実油・シソエキス):毎日
・ヨーグルト:1月からほぼ毎日
・凍頂烏龍茶:1月からほぼ毎日

<対処療法>
・小青龍湯:毎日朝のみ
・病院の処方薬:ひどいときのみ(眠くなるので夜呑む)

ここまでやってやっと。

ただ、逆にどれが効いてるかもわからぬまま・・・。


3月上旬 某平日  

「男の人が何考えてるか分からなくて難しいんですよね。」


「簡単ですよ。男なんか結局は馬鹿なだけですから。

 むしろ女性のほうが分かりにくいっすよ。」


「女のほうが簡単ですよ。女なんて結局気まぐれなだけですから。」


これはもう、真剣に考えるだけ無駄な感じで。



3月上旬 某平日  
100%の力で100%の結果を出そうとしても、

無駄に力が入るせいで80%の結果に終わったりする。


むしろ70%の力の入れ方で、

120%の結果を導き出せる力が必要になってきてて。


めっちゃ難しいけど、仕事でもプライベートでも、フットサルでも。


のめり込んで周りも見えんくなるくらいなら、

一度とことん引くことも必要で。

物事を俯瞰して見られるくらいの冷静さはなくしたあかんくて。

先のその先まで見えてた上で包括的に回せる力。

常に最適解を見据えた動き。


ガムシャラは嫌いじゃないけど、

今はもう、それ以上のスキルが必要で。


高校んときのサッカー部でもあった言葉、

「心はホットに、頭はクールに」


大事なものってのは、常に変わらんもんで。


でも、それを実行に移せる力が本当についたときに、

また大切になるもんなんやと。

   


 

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