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徒然なるままに(81)

〜 睦月・如月 〜 二千九年

2月下旬 某休日  

フットサルのチーム力が格段に上がってきてる。

目的の明確な練習も、それを試せる試合も楽しくて仕方ない。

一流選手のほんのひとつのアドバイスでチームが変わった。


先輩から言わせれば、それは”気づき”やという。


全員がどこに意識をしてプレーをするのが大事なんか。

それに気づけるかどうかやと。

それを、プロはしっかりと身についてて、

分かってない人にも適切に伝え、気づかせることができたりもする。


でも、簡単に気づけるものなんてたぶん無くて。

センスだけでそれが分かるわけでは決して無くて、

天才でも凡人でも、気づける効率は違いがあるかも知れんけど、

結局は諦めずに続けつづけるからこそ、

より多くの良い ”気づき”に出会えるんやと思う。


ウサギがすっ飛ばしたところにこそ実は多くの気づきが落ちてて、

ひとつひとつ気づきながら学びながら身に付けていくカメの方が、

より多くの気づきを得られるかもしれんのやと。


レースの勝ち負けはともかくとして、

そんな”気づき”の多い人生の方が楽しそうで。



で、こんな風に最近のフットサル場は試合をアップしてたり。

http://ameblo.jp/ohsakistaff/entry-10215951943.html


どこかにいます。

「1−0」の試合の決勝点と、「7−0」の試合の2アシスト。

ちょっとだけ覚醒した気分。


・・・ってか、その直前に別件のフットサルを2時間やった後の大会。

一日5時間フットサルって。。。


2月下旬 某平日  

ついに白髪染めに手を染めて。

まさか20代でやるようになってしまうとは。


半年以上伸ばし続けた髪は過去最高の長さになり、

ついに前髪が鼻の穴に入れられるくらいにまで伸びて。


どこに向かってるのかは依然として謎のまま。


2月下旬 某平日  

お前は駄目だと言われる方が、

お前は優秀だと言われるよりも心地よかったりする。


あなたが好きなのにと目を逸らされるなら、

あなたが嫌いだと目を見て言われた方がましだ。


仕事がヒマになるくらいなら、

死にそうなほど仕事にまみれてたい。


「会いたいのに・・・・」 よりは、

「いいから早く来なよ・・・」と。


気を遣われるくらいなら、

いっそ気を遣いまくってボロボロになればいい。


それでも昨日も今日になったんで、

分かったフリして明日もまた一日を始めるわけで。


・・・


ってなわけのわからん自己中自虐的なMの詩を書けるほど、

酔っ払えてればそれはそれでまぁええんやろなと。


ただ、そんな自分が最近面倒くさい。


2月中旬 某休日  

寝ても寝ても眠くて。

1ヶ月に1回くらい、思いっきり1日に16時間くらい寝る。

布団のカビになったみたいで。

根っこがしぶとく生えてて。

誰かがいたらカビキラーかけられそうな。


ちいさいころ。

休みの日に一日中寝てるオヤジが不思議で。

なんでこんなに寝られるんやろかと。

気がつけばそっち側。


こりゃもったいないと、晩飯はちゃんと作って食って、

部屋の掃除を徹底的にして。

午前2時にひと段落させてから葛西にゴルフの打ちっぱなしに行って。

やっとちょっと分かってきたような。

真っ直ぐ安定的にドライバーが飛ぶようになって。


日曜日。

7週連続とまじめに通ってるフットサルへ。

先月、元日本代表選手にコーチに来てもらったりで、

チームの技術力と総合力が格段に上がってきてて。

紅白戦ながら3得点2アシスト。

しかもラストゲーム0−2で負けてたところからの怒涛の3得点の、

最後の勝ち越し点を決められて。

久々のガッツポーズと雄叫び。

めちゃめちゃ気持ちの良い週末。


サッカーに初めて触れてからもう20年。

まさかこの年になって、サッカーがまだ上手くなるとは思ってもみんくて。


とにかく好きなら続けること。


ただそれだけなんやと。


好きなものに囲まれていられるってことは。


2月中旬 某休日  
なんとなく1年ぶりに油絵を描き始めて。

これまで写実的にしか書いたことなかったのに、

初めてなんのモチーフもなく手の動くままに。


パレットには何色も出したのに、

気がつけば青と白だけの抽象的な世界で。

何日かして、あまりの冷たさに嫌になって、

暖色を塗り重ねて。

そこにわけのわからん紫が入ってきて。

何がしたいのか皆目分からんけど。

ま、そんな無駄な絵もええやろと。


そんなこんなをのんびりやってるときに、

ちょっと手を伸ばした本が、正月に兄貴がくれた文庫本。

「黄色い目の魚 著:佐藤多佳子」

ここまで考えてるわけは到底ないけど、

こんな気持ちは分からんくもない。

伝わる気持ちはすごいあって。


怖いのは、油絵をまたはじめることなんか知らんはずの兄貴が、

なんとなくでこの本を手渡してきたこと。


兄は偉大・・・ いや、偶然か。


2月中旬 某平日  

初日の出を撮った写真。

ポジがあがってきた時点で鳥肌が立つほどの写真が撮れて。

ドキドキしながらプリントに出して。

あがってきたものを見て、感動して。

自分で自分の撮った写真に感動・・・って、なんて自己完結型。

これからまた作品集のための四つ切に伸ばすためにポジを出す。

そして、また待つ。


この待つ時間。


これがアナログの最大の魅力。


その場で確認ができんくていい。

そんなに急いでいるわけでもないんやから。

その分、じっくりと楽しめる。


ひと工程ごとにじっくり待つこと。

その過程が、たがが写真一枚に感情を注入してくれるんやと。


ただ、その写真は来年の年賀状に使う予定なので、

当分アップはいたしません。あしからず。

しかもWebで表現できるかも非常に微妙な写真でもあり。


2月中旬 某平日  

末は博士か大臣か・・・ハタチ過ぎればただの人。


優秀な新入社員と言われても、努力しなけりゃただのサラリーマン。


イベントとイベントの合間。

めったにないほんのつかの間の休息の、

たまの休みすら不安になるから仕事が欲しい。


大学の後輩がOB訪問に来た。

あのころの自分は広告の仕事がしたくてしたくて狂いそうになってて。

今はもっと現実的に好きって感じで仕事はしてるものの、

あのころの変に熱い気持ちがそのまま自分にあるんかどうかって。


どんな形であれそれに関われる仕事ができれば幸せやと。

そんなシンプルな気持ちで仕事に向かえてるんやろか。

・・・今の仕事ができることに対する謙虚さと真摯さを。


自分の成長のためにも、

自分の成長の実感のためにも、

そろそろ後輩が欲しくなる年次。


久々に大学の後輩の目に映った自分を見て、

今の自分の恵まれ過ぎた環境に見合った自分でいられてるか。

映りすぎるぴかぴかの鏡を直視てしもたみたいで。


暫定的にでも目標を設定してとりあえず走り出すこと。

走り出したら止まる方法なんか考えんでいい。

ってやってきたはずやのに。


気がついたら歩くことを覚えて、

止まることすら厭わんくすらなってきてて。


ホンマはどこに向かってるかなんか分からんでよくて。

ってか、そんなもん分かったことなんかないくせに。


いつからかこなすことに慣れてきて。

気づけばただのサラリーマン。


そんなんで魅力なんか出てくるはずもなくて。


ちっちゃいことでも。

「過ぎ行くちょっとの時間がもったいない」

と、思える一日を積み重ねること。


それが、たぶん、人生を無駄にせんってことなんやないかと。


もう一度あのころのように。

って、思うは易し、言うも易し。


でも、これ以上は自分がもったいない。

って、そんなラインを越えた気がしてて。


居心地のよい場所に居続けたくはなるけど。


でも、このままでは、このままやから。


2月中旬 某休日  

傾向として。

・・・って、もうええか。


年明けから狙ってた雪山登頂。

大学の友人Yと塩山駅(山梨県)で待ち合わせ、

大菩薩嶺を目指す。

もちろん朝日目当て。

と、今回は雪山目当て。

なんで、2〜3時間で登れる山やけど、

いつものように山頂付近で一泊。


例年でいくと一面銀世界・・・のはずが、

異例の暖冬のために山頂付近にしか雪が残ってなくて。

足首用のスパッツとアイゼンまで用意した割には、

若干拍子抜けな感じもせんでもなく。

でも、北斜面はしっかりと雪もあったりと、

ちょっとはアスレチックな感じも楽しめたのはまだしも、

暖かすぎるせいで目当ての朝日が靄に埋もれてしもて。


朝5時半起きで体感気温−3℃くらいのポイントで粘ったけど、

ま、こんな日もあるわなと。


宿に戻って朝飯食ってからまた一眠りして。

下山後ゆっくり温泉(露天)に浸かってひと段落。

風呂上りにビン牛乳をぐいっと飲んで、

名物ほうとうをしっかり喰らい、

温泉の休憩室でまた一眠り。


動いちゃ寝〜の、動いちゃ寝〜の。


普段の生活の中では土の上を歩くことすら減ってたりする。

自然の中に自分を浸すことが意外と大事。

精神的にはすんげぇ大事。


でも、東京に帰ってきてからそのままフットサルの公式戦。

なんとか1アシストでチームに貢献・・・

って、動きすぎっしょ。


もうフラフラですわ。


帰ってきてメシ作って食うてたら舌ガチィって。

ベロ喰い千切ったのかと思うくらい勢い良く噛んで涙ボロボロ・・・

カラダもボロボロ。


明日からの仕事にひびくなぁ・・・。


2月上旬 某休日  

傾向として。

行き詰ってるとふらふらと友人が訪ねてくる。

偶然か必然か。


週末に高校サッカー部のTが名古屋から。

この日はもともとフットサルの予定が入ってたんで、

東京にわざわざ来てまでやけどフットサルに合流してもらう。


3時間みっちり。

6年ぶりくらいに一緒にボール蹴った。


いつまでもこうやって蹴っていられればいい。


翌日、昼に起きて深川まで「深川めし&深川丼」を喰らいに行き、

そこでいったん解散して。


Tが東京観光してる間にウチに戻って一眠りして、

ロードスターの壊れかけたオーディオを、

大学のときに乗ってたロゴにのせてたオーディオに乗せかえる。

センターのカバーを全部はずし、

コネクタケーブルを一つ一つはずし、

新しく買っておいたマツダ用のコネクタに付け替える。

昔のオーディオが久々に復活。

これまで青い光を放ってたオーディオが、赤い光を放つようになって。

久々の再会でちょっと懐かしい感じ。

塗装もちょっと補修し、フロントガラスに撥水コートをかけて。

クルマにじっくり時間を使えた一日。


あとは壊れたラジオアンテナとサイドのウィンドガラス・・・


で、Tと両国で再合流してちゃんこ霧島でちゃんこを喰らい。


東京にいても・・・

東京にいるからこそなんとなくで観光をおろそかにしてて。

久々に東京を胃袋で楽しんだ一日。


さて、当分誰も来んやろうから、

ちょっくら気合の入れ直しを。

もちっとちゃんとやらんとあかんなと。


2月上旬 某平日  

傾向として。

行き詰ってるとふらふらと友人が訪ねてくる。

偶然か必然か。


高校1年のときの同級生Yが大阪から。

早い時間から居酒屋で呑み、早い時間に切り上げてウチ呑み。

酔っ払って話のネタ的に思いつく限り二人の知り合いに電話したり。


みんな全然変わってなくて。

アホな話ばっかりしてて。

「全然変われへんなぁ」って言う俺らに、

「酔っ払って手当たり次第に電話なんかしてるあんたたちが
 絶対一番変わってないやん。」

って。


1年1組のH先生にも電話してみた。

当時、半分諦め気味にも全面的に生徒を信じてくれてた恩師。

卒業してからもちょくちょく呑んでたけど、ここ数年会えてなくて。

そんな先生が一言、


「塩谷はまだなんか・・・はよせんとなぁ、先生の髪の毛なくなるで。」


・・・先生、

先生の髪の毛がたとえ1本もなくなったとしても、

俺の結婚にはあんまり関係ないと思うんですけど。

なぜか髪のあるうちに俺の結婚式に出たいらしい。

なぞな人。


当時は本気でちょっとアタマがイカレテルと思ってたらしく、

「いつ塩谷を精神科に連れて行こうかずっと悩んでた。」

って、酔うとぶっちゃけて話すような人。


ぜひそのエピソードをいつかのスピーチでお願いします。


2月上旬 某休日  
PCが壊れて・・・

プレゼンに負けて・・・

とある賞にももれて・・・

某試験にも落ちて・・・


もうどうしょうもなく進めてなくて。


やってられんくて酒なんぞ飲んでみても、

ある女性と呑んでて酔った彼女が一言、


「○○(たぶん彼氏)に会いたい・・・」


って呟かれたとです。

・・・ヒロシです。


既に自分の存在価値を見失ってマス。

2月上旬 某休日  

ご無沙汰振りです。


だましだまし使ってたPCがついにぶっ壊れて。

6年やからまぁお疲れ様かなとも思いながら、

データの引き上げだけはどうしようかとか思いながら。


協力会社の方から2年落ちのノートPCを格安で譲り受けて復活。

でも、作りかけてたインドの写真ページとかがまた白紙に戻って(涙

もろもろソフトとかインストールしなおしながら

徐々にペースを戻してけたらと思っとります。


なんか、 いろんなものが壊れだす頃。

兄貴の大学時代から使ってる電子レンジなんかもう16年・・・

そろそろ買い替え時かと。


一人暮らしももう10年。

年末にキッチン用品をティファールで一新したくらいで、

なんだかんだ同じような部屋に住んでて。

たまに昔からの友人が泊まりに来ると、

「これまだ使ってんやっ!」 と、笑っとる。


変わらぬ男の変わらぬ部屋。

変わらぬままではないにしても、

変わらぬことが心地よいところでもあって。


変われるってドキドキ・・・

でも、変わらないことも最近ある意味ドキドキ。


1月中旬 某休日  

土日連続フットサル。

疲労はスゴイが、ココロは錦(?)

この寒さでも半そで半ズボンで走り回ってたり。

汗ダクダクでも、息ハアハアでも、思いっきりすっ転げても。


まさかこの歳になってまで、

ひざ血まみれにしてグジュグジュ擦り傷作るとは・・・

あの頃、考えもせんかったろうに。


・・・風呂に入るのが痛い。


三十路だ三十路。

目指すはこのまま思いっきりアホな三十路。


とにかく”まま”のまま。


いろいろあるけど、自分を楽しんだモン勝ち。

今、仕事も私生活も楽しいから俺の勝ち。


・・・って。


もうやけくそですわ。



ただ・・・この歳での擦り傷は、治りが遅い。


1月中旬 某平日  
ついに相棒のカラダに異変。

一緒になって3年。

いつかこんな日が来るとは思ってたけど、

だましだましなんとか続けてきて。


・・・別れの予感。


でも、まだ別れたくなくて。

でも、いつまでも続くわけでもなくて。

でも、今回だけはもう少し・・・って。


まぁ、毎度この手の書き方はクルマの話なんやけど、

ついに運転席側の窓ガラスのパワーウィンドウが壊れて、

ドアをバタンと閉めると、窓が3分の1程ずり落ちる。

キーを差し込む前にまず窓ガラスをこすり上げる。

走ってて小さな段差で揺れると窓ガラスが自動で下りてくる。

左手でハンドル握りながら、右手で必死に窓をこすり上げる。


修理に出すか、そのまま処分か。


そろそろ貯蓄も考えねばならぬお年頃。

いくら可愛いロードスターとはいえ、

これ以上面倒見続けられるかどうかの瀬戸際。


この子ももう16年目。


今回だけは修理に出そう。

次、致命傷を負ったら・・・

考えたくはないけど、

ちゃんと考えなあかんのやろうなぁ・・・と。

1月中旬 某平日  
筋肉痛、2日間激痛(汗

1月中旬 某休日  

フットサル再開。

諸事情により丸1年休業してたフットサル。


片道5キロをテケテケとチャリンコこいで品川の運河沿いへ。

天気も良くて、サイクリング日和でもあり。

この海岸周辺の落ち着いた雰囲気が最近お気に入りで。


フットサルはというと、足もそこそこに動いたし、

休業明けにしてはしっかり1ゴール。


やっぱり楽しい。


久しくこの楽しさを忘れてた。

アホみたいに走って、大声出して、めっちゃ叫んで、ゲラゲラ笑って。


いつまでも夜に入り浸ってるだけでもあかんと。

夜は夜で、酒は酒でとても大切で。

でも、”モヤっと”が増幅する面もあって。

今日みたいに、青空の下でみんなではしゃいでるだけで、

その”モヤっと”が全部スッキリ消えてって。


いくらガキみたいとか思われても、

やっぱこれっしょ。


でも、帰りも5キロ・・・

昨日の走りこみと合わせて足パンパン。


1月中旬 某休日  

年末年始から結婚の報告続き。


たとえば高校の頃めちゃめちゃよくつるんでたK氏。

「できっちゃってや〜。結婚するわぁ〜。大阪帰って来いや〜」

って。久々にこいつと呑むためだけにまた大阪帰ろうかと。


たとえば昔よく飲んでたお姉様。

電話が来てイヤ〜な予感がしたから電話に出てスグ

「結婚とかじゃないっすよね、しないっすよね」

と先制ジャブを繰り出してみたものの、

「なんで?いや、結婚なんですけど・・・」

って、しかも新婦側友人唯一の男として出席してくれって、

んな酷な話・・・しかも新郎側がウチの会社の人って(爆


最近、幸せな人によく会うようにもなり。

それはそれでめちゃ嬉しいことやけど。

先日お会いした新婚のご夫婦の旦那様から。

「君の歳で、君みたいな感じで、仕事もちゃんとしてて、

それで彼女もいないってことは・・・どっか欠陥があるんだぁ」


・・・ええ、ありますとも。

それは立派な欠陥品ですとも。

んなこたぁ自分が百も承知でそれでも必死に生きとる。

って、たまには拗ねたくもなるくらい。

なぜか周りは幸せいっぱい。


もうお腹いっぱい。


1月中旬 某休日  

52歳の某大物司会者が時速100キロで50球連続投球。


1月も仕事が始まってからただひたすらに3時とか5時まで呑み続け、

何かがちょっとずつ壊れかけてた暮らしの中で、

久々に何も予定をいれんかった一日。

ただ寝て、寝て、寝て、寝て、寝て・・・。

アタマがボヤけてきてたりもしてて。

カラダもダルくて重くてしんどくて。


テレビを見ながらそんな自分にちょっと腹が立って、

夜中にジャージに着替えて走り出した。

もちろんi-Podからはキマグレンをガンガンに。

東京タワーが大きく美しく見える三田の通りまで。

そう課して走り出した満月の夜。


走り出してすぐに重くなるわき腹が憎い。

だんだん前に出にくくなる足が憎い。

キリキリと痛み出す肺が憎い。


最近、ただひたすらにダラダラと過ごしてきた自分が憎い。

自分を甘やかしてくれる人にズルズルと甘えてた自分が憎い。

ちょっとくらい評価が良いからと慢心し始めてる自分が憎い。


結局、なにもかもに対しても”中途半端”でしかなくなってて。

自分のカラダひとつ、納得できるまで満足には動かせなくすらなってて。


五反田から三田まで約3キロをちょうど15分。


三田2丁目の交差点を曲がって、

東京タワーがドーンと・・・


・・・ない!


こんな時に限って0時消灯って。

なんか・・・らしいっちゃ、らしいけど。

真っ暗な東京タワーを確認して、

帰りもしっかり15分で、計30分。


ちょっと気合を入れ直そう。


今年の年間自己コンセプトは”Breakthrough”

30代に突入する今年、自分をしっかりと破っていこうと。


1月中旬 某平日  

最近よく行くゲイバーに初めて行ったときの事。

初めましてでカウンターに座った直後にママが一言、


「う〜ん、おしい!全体的にいろんなところが全部惜しい!」

ん??

「ん〜とね、総合するとぉ、”残念”って感じかな。」

って、おいっ。

「とりあえず、営業向きじゃないわねぇ。」

って、もう営業暦4年になりますが・・・。


最近、なんかもう全部がこんな感じ。


1月上旬 某休日  

20日24時就寝⇒翌6時起床
22日 4時就寝⇒  8時起床
23日 6時就寝⇒ 14時起床
24日 2時就寝⇒  9時起床
25日 4時就寝⇒  9時起床
26日 5時就寝⇒  9時起床
27日 6時就寝⇒ 16時起床
28日 6時就寝⇒ 12時起床
29日 2時就寝⇒  5時起床
29日22時就寝⇒翌6時起床
30日24時就寝⇒翌5時起床
31日22時就寝⇒翌2時起床
 1日24時就寝⇒翌15時起床


・・・日頃こうやってりゃ海外どこに行っても時差ボケなんかせんわな。


1月上旬 某休日  

1月1日午前2時。

さだまさしがNHKでしゃべってるなか出発の準備をし、

初日の出を見るために浜松の中田島砂丘へ向かう。

6時着。

めっちゃくちゃ寒い中、

砂浜に三脚を立ててじっとその瞬間を待つ。


・・・しっかりと昇り始める朝日。


こんなに綺麗な初日の出は初めてで。

波に濡れた砂浜に反射する光が綺麗で、

思わず2本もフィルムを消費するくらい。

久々にアホになってシャッターを押せた初日の出。

撮っても撮っても、撮ること自体が楽しくて。


最近、妙に何もかもが”楽しい”と思えるようになってきてて。

何かを思い出したんやと思う。

もっとアホで、もっと単純で、もっと笑ってて・・・

そんな方が自分らしくて、生きてて面白くて。

妙に大人や無くてもええやんって、30近くなってまた振り戻って。


結婚、出産、子供の成長・・・

同年代の友人からの年賀状が変化に富んでいくなか、

妙に”相変わらず”であることしか書けん自分がいて。

「相変わらず、相変わらずです。」

そんな書き方しかできんくても、

そんな自分が楽しくなってるんやと思う。

人生は生きてるだけで面白い。

そう感じれたら、

それがたぶん幸せやと。


・・・閑話休題・・・


そっから名古屋で、東北からずっと一緒やった友人と別れ、

大阪までかつて通い慣れた東名阪⇒名阪国道⇒西名阪をひた走る。


実に5年ぶりの正月帰省。


いつもフラフラふらふらしてたから。

今年はしっかり孝行しようと。

で、そんな息子が久々に食っちゃ寝食っちゃ寝するために帰ってきた

1日の夕食で食卓に出てきたワインの銘柄が、


島根ワイン「ENMUSUBI」


「縁結びの神」出雲大社にちなんで・・・って、

親からの先制パンチで1年がスタート。


今年も楽しい良い1年でありますように。


ちなみに食卓に長男不在で、親に聞いたところ

「あぁ、なんか沖縄行ってくるって」って。

・・・この兄弟、どっか病気やわ。




   
 

 

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